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時間に少々ゆとりが出来た。ので、念願であった歯の治療をしようと一大決心した。
「一大決心などと大袈裟な!」とお笑いなさるな。

歯の治療をすると味が分からなくなるべ!料理人にとっては死活問題である。
それに「痛い!」、イコール「怖い!」となる。
今まで「歯の治療をすると、料理の味がわからなくなる!」と強がり、逃げ込んでいたのだ。
それを克服するのに、心中どれほどの葛藤があったか御察しいただきたい。


しかし、歯の治療で何が痛いの怖いのって、虫歯を削る“ギューン”の音である。
あの神経に障る音を聞いただけで、思わず身震いを感じるのは、私だけではあるまい。
あの憎き治療器の名称は「タービン」というそうである。
歯の痛みは脳に近いせいか、手を切った体感的な痛みとは違い、神経の痛みの方が大である。
それにタービンで削られると、振動が頭に直接響いて「痛い 怖い 辛い」の、三拍子だから
堪ったものじゃない。  
だけど、子供の頃の歯痛は、なによりも痛かったな。
それで歯医者に行って、タービンの治療だから最悪だよね。


だけど患者さんに、もう少し痛みや恐怖心を与えない、治療法はないものかね。
だって、人類はずっと前にはもう、アポロ11号で「月」に到達しているのに、歯の治療はまだ痛いのだ。
北大の鈴木名誉教授は「クロスカップリング」でノーベル賞を受賞したのに、歯の治療はどうして痛いのか?

サッカー アジア・カップ準決勝、宿敵の韓国戦では死闘の末に勝利。PK戦でGK川島は続けて2本を阻止。
続く3人目の洪正好(ホン ジョンホ)選手は、ゴール前に仁王立ちする、鬼の形相、川島の気迫に畏れをなし、
ゴールを外したのだ。

決勝は「ワールドカップ ドイツ大会」で苦杯を味わった、アジアの新たなる宿敵オーストラリアに、
激闘死闘の末の素晴らしい優勝だ。
長友選手の左クロスを受けた、李(り)忠成(ただなり)選手の、「ドス!」と鈍い音と共に左足から放たれた、
ボレーシュートがゴールネットに突き刺さるのを・・・君は見たか!!
嗚呼!それなのに々!ナンデ歯の治療は未だに痛いのだ。
痛くない歯科治療を開発したら、「ノーベル医学賞」授与だ!!


イヤ!あまり「痛い イタイ!」と言いますまい。「ナニいい歳して、恐がっているんだ!」と、
お叱りを受けかねない。この辺で話を進めましょう。

そんなこんなで、歯科に通うのは、なんと30数年ぶりであろうか。
そこで問題なのは、どこの歯科に通うかだ・・・。
なぜなら、以前妻が「歯が痛い!」と言うので、開業医の小さな歯科で診療してもらったのだが。
そこの医師は「歯茎が腫れている・・・」とのご診断。通院し治療してもらったのだが、一向に快復しないのだ。
「こりゃ、オカシイゾ!」と思い直し、中央区の「日之出歯科」へ行ってみた。
そうすると「親知らずが出ている!」との診断である。
じゃあの大(だい)医師(せんせい)の「診断治療は何なのだ?」怒り心頭、抗議してやろうと思った・・・。

だが、その年「高島暦」によれば、『他人とのトラブル、くれぐれも避けるべし』との易断であった。
お告げに従い、しばし思い留まった。
それにしても、ヒドイ「誤診も誤診、大誤診」ではないか。
司厨士協会北海度支部会員の諸兄諸姉、病院医師選びは慎重にした方がいい。


そんな事もあり、自宅から近く通院しやすい、「日之出歯科真駒内診療所」で治療する事にした。
3階建のビルで、かなり大きな歯科診療所である。

1階の受け付け女性に、初診である事を告げると。「待合室でお待ちください!」と言う。
待合室には50人程が座れる椅子がズラリと並び、多くの患者さんが診察を待っている。
患者さんは、子供から老人まで年齢層は幅広い。
子供は待合の椅子の上で飛び跳ねる。
脚の不自由なおじいちゃんが、歯科衛生士の若い女性と向かい合い、両手を引かれて子供の様に、
ヨチヨチ歩きで診察台へ向かう。
そのおじいちゃんの嬉しそうな顔、そりゃ若い女性に手を引かれりゃ、嬉かろう楽しかろう。
幾つになっても男は男なんだね。
そんな高齢者や車椅子の患者さんに配慮して、各階段差がまったく無い。

患者さんのなかには、ゴツイ体格の眼光鋭い若い男性を見掛ける。
どうやら、隣の道警警察学校のお巡りさんが診療に来ている様だ。世界一治安の好い歯科である。

待つ事暫し、スピーカーで若い女性が「サカイさーん!予診室にどうぞ」と呼ばれる。
予診室で若い男性医師に、色々と問診され歯の状態を診断される。
続いて、レントゲン室入り、歯のレントゲン写真を撮る。

又スピーカーで「サカイさーん(診療室の)16番へどーぞ!」と呼ばれる。
診療室に入って「ビックリ!」、目も眩みそうな明るさである。
キャチボールが出来そうな(出来る!)広さに、診療台がズラリと並ぶ。その数なんと26台。
患者さん、医師、歯科衛生士の方々が、大勢忙しそうに治療している。

診療台で待つと、歯科衛生士の若い女性が、「コンニチワ!」とマスク越しに微笑む。
「コレでうがいして下さい!」と液体の入った金のカップ渡す。
口に含むと、遠くに金属と酸の味がした。
「(診察台を)倒します!」と言い、「(口を)開けてください!」と言われ「アーン!」と大口を開ける。
色々と問診、治療を受ける。うら若き女性の前で、阿呆(・・)みたいに大口を開けるのは、いいものではない。
治療途中で、ピンクの白衣?を着た数人の若い女性が、ぞろぞろと各診察台の歯科衛生士の女性に
「お先に失礼致します。ありがとうございました!」と挨拶し去って行く。
歯科衛生士学校の生徒さんの実習らしい。
調理師学校から、生徒さん達が実習に来るのと同じだ。

さて担当の医師が来て「すべて治療するには、半年ほどかかります」との診断である。
時間に余裕が出来たとはいえ、半年は・・・と思っていると。
医師が「全身麻酔で手術して、悪いところを治療すると、2ヶ月程で治療出来ます。
1晩入院が必要ですが・・・」と言う。 

「全身麻酔」などと、医師から実際に告知されると、PK戦で鬼の形相GK川島選手と対峙した、洪正好選手の如く
畏れをなしたが。
「それ(全身麻酔)でお願いします!」と意を決した。
それから、手術後に入れる借歯の型をとったリ、血圧やアレルギーなど健康状態の検査の為に通院する。
待合室で診察を待つのだが、担当医師の受け持つ患者さんが多く、手術や治療と時間が押すらしく、
治療を受けるのが、1時間以上待たされる事度々である。
僕達料理人が、お客様のオーダーを1時間もお待たせしたら、大変なお叱りを受けるだろう。
休日や仕事の時間に都合を付け、通院する患者さんもいる。改善してもらいたいものである。
良い治療を受けるためには、待つのも我慢かな!?

手術日は2010年12月1日(水)午前9時開始と決まった。次号 第43話「全身麻酔!?手術編」に続く!!
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